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トリハロメタンとは?

トリハロメタンとは?

「トリハロメタン」は浄水場で消毒のために使用される「塩素」と原水中の「有機物」が反応してできる 有機ハロゲン化合物の一種で、クロロホルム・ブロモジクロロメタン・ジブロモクロロメタン・ブロモホルムの4種類の総称です。わき水など自然の状態の水から検出されず、飲み水として利用できる為に浄水処理された水から検出される物質です。
なぜでしょうか?
それは私たちが安全に水を飲むために施されている「塩素処理」が、トリハロメタン生成の原因になっているためです。

トリハロメタンの危険性

トリハロメタンは、発ガン性物質です。このトリハロメタンは大量に摂取すると、中枢機能低下・肝臓障害・肝臓障害などを起こし、 さらには催奇形性、発ガン性までもがあり、痴呆・イライラ・疲労・無気力の原因にもなると言われています。
最近では、トリハロメタンの含まれる水道水を毎日飲んでいると流産率が15%もアップすることがわかりました。

~夏場になると濃度が上昇することをご存知ですか?~


気温が上昇すると、生成されるトリハロメタンの量も増加するため、暑くなるこの時期は、特にトリハロメタン濃度の監視が重要です。
「建築物における衛生的環境の確保に関する法律(通称・ビル管理法)」でも、6月~9月の間にトリハロメタンの測定を行うよう指導しています。高温に加え、建物のタンクで貯留されている間にも、トリハロメタン濃度は上昇します。

~台所・浴室など家庭内にも高濃度のトリハロメタンの存在~


日本薬学会で発表!!
塩素が水道水の殺菌に投入され塩素系有機化合物(トリハロメタン)が生成。揮発性の為、空気中には台所・居間は2倍、 浴室では30倍以上存在。その除去は極めて難しい。水道水・シャワー水から発生し、肺・皮膚等に吸収され発ガン性があると指摘。
(読売新聞H18.3.28より抜粋)

~トリハロメタン除去の誤解~


「沸騰をさせれば、大丈夫」 が一番危険なのです。
トリハロメタンは、沸騰状態で一番発生がしやすい状態となり、普段の2~3倍の量となります。15~20分の沸騰を続けて、やっと取り除くことができるので、沸騰してすぐに火を止めるのは、無意味であると同時に「危険」でもあるわけです。

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